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鳩山首相、北拉致問題で「機が熟せば訪朝も考えたい」(産経新聞)

【鳩山ぶらさがり】(4日夕)

 鳩山由紀夫首相は4日夕、北朝鮮による拉致被害者をめぐり複数の民主党関係者が北朝鮮側と極秘接触していたことについて「機が熟せば、訪朝も考えてたいが、まだ、残念ながらそのタイミングではない。与党、政府でも十分な接触が行われているとは思っていない。むしろ、これからやらなきゃならない」と述べ、北朝鮮側との接触に意欲を示した。三重県伊勢市の伊勢神宮で記者団の質問に答えた。

 ぶら下がり取材の詳細は以下の通り。

 【2010年代】

 ――新たな年が始まり2000年代から2010年代へと新たな10年が始まる。総理は2000年代と2010年代の違いをどのようなものがあると考えるか。どのような10年にしたいか。また、今の(伊勢神宮での)参拝ではどのようなお願いごとをされたのか

 「まず2000年と2010年代の違い、一言で言えば、経済のための人間、人間が道具になったそういう時代から、むしろ人間のための経済、経済を道具にして人間の価値というものを見いだしていくと。この発想が大逆転する、そういう10年にしたい。そう思っています。その発想のもとで予算などを組んだつもりですから、ここで大きく、政治主導で日本の社会が変わるぞと。その姿をこの2010年代で示していきたいと思います。私はきょう、外宮、内宮、伊勢神社にお参りさせていただいて、国民のみなさんがこの1年、納得できる1年だなと、みんながそう思っていただけるような、そんな1年にしたい。そのことを祈りました」

 【子ども手当】

 ――地方交付税が増額される一方、税収の落ち込みなどから地方の財源不足が懸念されている。その中で子ども手当の地方負担を一部求めるということはマニフェスト(政権公約)に反していないか

 「私は今回の予算は大変地方に配慮した予算だと、まずそう申しあげたい。ですから、地方の自治体のみなさん方、私はそれなりにこれでいいぞと。そう新政権に対して、理解を示していただけたものだと、そのように思います。子ども手当に関して申しあげれば、今年は暫定的にでありますが、いわゆる児童手当と子ども手当、それを、児童手当も基本的に1年、暫定的に残して、そしてそれより上回る部分、子ども手当に関しては全額、国が賄うということにいたしました。今までより負担が、地域が多くなるということでは一切ありませんから、私はその意味でも地域のみなさま方にはご理解をいただける。少なくとも国民のみなさま方にはどこの財源という話ではありませんから、みなさん、喜んでいただけるのではないか。少子化の時代に対して、大変、私は大事な子ども手当がいよいよ支給されていく年になるぞ、そのように思っております」

 【拉致問題】

 ――一部報道で、政府、官邸側、与党ともに、北朝鮮に対して拉致被害者の安否について接触を図ったというものがあった。向こうにいらっしゃっているとされている方々の状況は。あわせて昨年、場合によっては訪朝もといういうこともおっしゃったが、改めて、年が変わってお聞きしたい

 「私はそれこそ機が熟せば、そして本当に必要なときが来れば、訪朝も考えていきたい。そのように思います。まだ、残念ながらそのタイミングではない。そのように思います。そして、与党、あるいは政府、特に与党がどういう動きをしているか、また、政府の方でも私は十分な接触が行われているとは、思っておりません。むしろ、これからやらなきゃならない。そういう時だとは思っておりますが、当然、北朝鮮の、特に拉致の被害を受けられた方々、そしてご家族のことを思えば、この問題は全力を挙げて取り組まなければならない問題であることは言うまでもありません」

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